画面が割れたらすぐに修理に出すべき？
スマホの画面が割れてもそのまま使い続ける方も多いと思いますが、
さまざまなリスクとiPhone修理屋の目線から判断基準をお伝えします！
スマホの画面が割れたまま使い続けない方がいい理由
①怪我をする恐れがある
画面が割れているので、ガラスの破片で指を切ったり、電話中に耳に当てると耳まで怪我をしてしまう危険性があります。
割れ方の程度によっては破片が落ちてきたりすることもあります。
②水没してしまう恐れがある
画面に入ったヒビの隙間、または基板が剥き出しになってしまっている場合、そこから知らぬ間に水分が入り込んでいつの間にか水没してしまっている状態になることも多いです。
③誤入力・誤動作が起きる
落下させて画面が割れた場合、落下直後はタッチ等が正常でも、時間が経つにつれてパスコードが勝手に入力されていたり、画面が勝手に動いたりなどの誤動作が起きることもあります。(画面が割れていなくても落下のみで起こることもあります。)
④データの消失
割れた直後は操作出来ていても、時間が経つと急にタッチが効かなくなったり画面がつかなくなったりすることがあります。そうなってしまうとデータが取り出せなくなり最悪の場合にはデータが全て消えてしまいます。
修理？買い替え？どちらがいい？
画面が割れてしまった時に「修理に出すのと買い替えるの実際どっちがいいだろう」と考えたことはありませんか？
古い機種を使っていたのなら思い切って買い替えるのもいいかもしれません！
また補償サービスに入っていれば比較的安く修理に出すことも出来るので修理をして長く使うこともいいと思います！
ただせっかく修理に出してもまた違う箇所の修理が必要になったり、パーツ交換しても直らなかったりする場合があるので一概にどちらがいいとは言い切れません。
画面割れの状態別・状況別にどう対処するのがいいのかを修理屋目線でお伝えします！
ここでは、画面が映る・タッチができることを前提とします！
(画面まで映らなくなった・タッチが効かない場合は早急に修理屋さんへGO！)
レベル★☆☆☆☆
このくらいの割れ具合であれば、操作等に不自由がなければ焦って修理に出す必要もないかと思います！
もし使い続けていくうちにヒビの範囲が広がってしまうことがあれば、そのタイミングで修理に出した方がいいです！
レベル★★☆☆☆
広範囲にヒビが広がっている・触ると破片が落ちてきたりする場合は、普段使いしていても不便だと思います。
画面が見ずらかったり、破片で怪我したり等が考えられますので
なるべく早くに修理に出すことをお勧めします！
ガラスの破片がポロポロ落ちてくる場合は、
ガラスの表面に透明テープを貼って補強すると
破片が落ちてくることを防げます！
レベル★★★☆☆(危険)
全体的に蜘蛛の巣状に割れている・破片がポロポロ落ちてくる場合は、画面を触るのは危ないので極力避けましょう。
ビニール袋等に入れ、早急に修理屋さんへ持っていくことをお勧めします！
ごく稀に「スマホが車にひかれた！」とお持ちいただく方もいらっしゃいますが、そういった場合は轢かれた衝撃で基板が湾曲していたり、フレームが湾曲している場合が多いです。
そうなってくると修理屋へ出すと修理費用が高くなる場合があるので、新しく買い換えた方がいいでしょう。
レベル★★★★☆(危険)
画面割れだけではなく画面に黒い丸(液漏れ)が現れたり、縦横に線が映ったりした場合も早急に修理屋に行きましょう！
症状の出始めは大丈夫でも時間が経つにつれ、操作が効かなくなったり画面がつかなくなったりすることがあります。
レベル★★★★★(危険)
画面が割れただけでなく中の基板が剥き出しになっている場合は、電源をOFFにして早急に修理屋に持って行きましょう！
剥き出しになっているところから水分が入り水没している可能性や、埃や塵などでショートする可能性もあります。(ショートすると画面はつきません。)
運が良ければ画面修理のみで復活することもございますが、水没・基板の損傷等があった場合は買い換えた方がいいでしょう。
画面交換をして復活するのかどうかを試してもらうことが出来る修理屋もございますので、交渉してみましょう。
５段階別にご紹介しましたが、全て共通で言えるのは
・初めは大丈夫でも後々不良になる場合がある
・落とした衝撃、ぶつけた衝撃で目に見えない基板部分や別箇所に損傷がある場合がある
・ヒビから水分・湿気が侵入し水没する可能性がある
・背面パネルが割れた場合も同じ
上記のことを踏まえて、もし画面を割ってしまった場合は早急に修理屋へ行く等の対処を取りましょう。